
ハムスター速報さん経由で、ジュンク堂渋谷店において、
「日本を改革! 俺が総理だ!」フェアや
「自由と民主主義のための必読書50」フェア、
さらには「安倍政権らと闘う」覚悟を持っているようです。
この行為に感動しました。何があっても貫いてほしい。
物事を宣言することは良いことですが、とても大変ですよ。
ジュンク堂渋谷店の決意

※ 画像クリックで拡大
「日本を改革!俺が総理だ!」(ハムスター速報さんへ)
上記サイトに関連記事をきちんと集めています。
ジュンク堂非公式ツイッターはシールズらと一緒に、
安倍政権らに闘いを挑もうとしています。
ずらりと並んだ本、特に俺が総理だという本の中に、
なぜ弱虫ペダルや中国、ハングル手紙の書き方をおいているのか。
気になりますねえ。
※ このアカウントは現在ないとのこと
ジュンク堂といえば、TBSラジオ
「文化系トークラジオ Life」という番組の公録場所として、
私の中では有名になっています。
※ Lifeは偶数月の日曜深夜にやっている穴場討論番組で、
偏りは若干あれど、色んな意見や面白さが溢れて面白い。
現代社会の側面がわかり、
討論を通して社会学者などが現在使っているキーワードもわかる。
日本を知る1つの側面として、おすすめ。
ジュンク堂と丸善株価

※ ジュンク堂こと丸善ホールディングス株価はこちらから
株式会社ジュンク堂書店は兵庫県に本社を置く書店で、
丸善の子会社ですね。丸善を調べていきましょう。
丸善は書店や出版と言った商社であり、
食品メーカーとはまた違うようですね。
株価を見ると、10月20日にジュンク堂公式ツイッターが
「気をつけろ」発表しております。
結果、大きく下がっておりますね。
翌日回復しましたが、渋谷店の決意は株価に影響を与えました。
最も他の要因もあると思うのですが、
主な原因は今回のジュンク堂における理念だと考えています。
上には勝てなかったよ
たった今、また渋谷ジュンク堂のレジ前の例のサヨクコーナーをチェックしたら、撤去されてた‼︎ 昨日はあったのにww。 やっぱりネットで話題にされてるからね。 ついでに話題書コーナーにも長谷部先生の本くらいしかなかったww。
— Chocolin (@chocolin179) 2015, 10月 22
後日(10月22日)、フェア自体が撤去されたそうです。
覚悟がなかったのか、上を説得できなかったのか……
ジュンク堂は特定の思想を持っている人以外はくるな。
という姿勢ではないようですね。
フェア自体は別にやっても問題ないと思うのですが、
やったらそれだけ普通に書店に足を運ぶお客様が引いて、
売り上げが一気に下がってしまう(株価一気に下落ですもの)
経営判断でやめたのでしょうね。残念でしたね。
表現の自由を目指す戦いだ

と思ったらつい先日、再び復帰して戦う決意をしたそうです。
ジュンク堂非公式と書いておりますが、
どうもいろんな派閥があって、戦いが生じているようです。
なお、私がツイッターを確認したところ、アカウントは消えていました。
非公式アカウント作成が25日日曜日の午後9時あたり。

これが10月26日の丸善CHI株価です。
「表現の自由フェア」リベンジ宣言で下がったのでしょうかねえ。
会社名を名乗っているところから見ると、ジュンク堂の行き先として、
「自分の思想と合わないお客様」は外す方向なのでしょうかね。
なお、私の近所にある某大型書店に足を運んだ際、
左右両方の民主主義論を載せていました。
参照:ジュンク堂非公式ツイッター復活?
特定思想と理念
※ ツイッター引用でなく画像にした理由として、
ツイッター引用以外の部分も読んで欲しいから。
安倍政権と戦うならどうぞご勝手に。
「どんなことがあっても折れることなく、闘いぬいてください」
と私は考えています(すぐさま敗れたけれど)
いろんなコメントを見ると否定コメントが多いですね。
「もうジュンク堂には行かない」
「変な思想を持って気持ち悪いわ」
特定思想を持つということは、
「めっちゃ共感するわ」と考える人がいる一方、
「こいつ気持ち悪い」嫌悪感を持つ人が相対的に多い。
良い部分は「特定思想」に共感する人を集める。
商売で言うところの「濃いリスト」が集まります。
言い換えると「理念」に共感した人が集まるのです。
※ ジュンク堂渋谷店へ行く方法
ジュンク堂が「シールズらと一緒に安倍政権に戦う」
「俺達が民主主義だ、俺が総理だ」傲慢キャンペーンを張る。
商売として考えれば、ジュンク堂に訪れるお客様の多くが、
「反安倍政権側」なのでしょう。
ハム速さんによると、非公式ツイッターは赤旗(共産党関連の新聞)や
毎日(基本反安倍の意見が多い)と裏で連携しているようです。
今後、ジュンク堂の戦略として
「安倍政権に少しでも寛容な人は来ないほうがいいよ」
「現在の民主主義に納得する奴は来るな」
を打ち出して商売をやっていくのでしょうか。
(追記)
と思ったら、すぐさま撤去しました。
ジュンク堂はあくまでも幅広い考えを持っていますよと、
主張しているのですね。
理念は責任を伴う

理念を打ち出した結果、周りがどんな行動をとるか?
周りがどんな行動をとっても受け入れられるか。
受け入れる行為を「責任」と呼んでいます。
反対に受け入れられずに否定することを「敗北」と呼びます。
敗北した人は例え再び「素晴らしい理念」を宣言しても、
ついていく人は明らかに減ります。
理念を裏切ったため、また裏切るのではないか?
疑念が働いてしまうからです。

政治家を見ているとわかると思います。
民主党が「口だけはとても素晴らしいこと」を述べても、
賛同する国民は現在ほとんどいません。
その1つとして民主党が「平和や話し合い」を基本として、
外交すべきだと述べた(特に代表の岡田さん)
いざ安保法案が可決寸前になると暴力を持って、
何が何でも廃案にしようと働いた。
言うこととやることがあまりにも乖離しすぎて、
信用どころか、少しでも信用したら裏切られる。
危機感を持ってしまうのですね。
同時に世の中には「話し合いをしよう」としても、
「無理やり暴力や恫喝で解決しよう」と働く連中もいる。
それを民主党が証明してしまった。
このように理念を出すことは簡単です。
しかし行動を通して貫くことは矛盾を一度でも起こすと信頼を失い、
名誉回復には時間をかけるか、違う道を模索するしかなく、
とても大変な行為なのです。
書店は主張したらダメ?

朝日新聞が報じていました。「書店は主張したらダメなのか」
もちろんこのメッセージには「書店も主張すべきだ」
という意見を含んでいます。報じていいと思っていますよ。
ただ、報じた後が問題です。
自分の主張を述べるということは、共感する人と離れる人が出る。
よって、「自分はこういう人だけ訪問してほしいんだ」
という熱意があるなら、どんどん主張すべきです。
「お客様は特に意識しない、気軽に来てほしい」
ならやめておいたほうが得策だと考えています。
人は意見を通して匂いをかぎ取るのです。
「あ、ここは自分にとって好ましいにおいだ」「この匂いはたまらん」
匂いにひかれた人が集まると、何かしらの特徴を持ちます。
例えば外見が怖い人たちの集まりを見ると、
「ああ、この店ってこういう人たちの集まりなんだ、逃げないと」
主張はお客様をある程度固定し、外見や雰囲気を作ります。
だから、ジュンク堂がそういう空気を出すなら主張は出すべきです。
終わりに:ジュンク堂は理念を貫けるか?
理念を打ち出すのは簡単です。私達だってすぐできます。
しかし理念に従って行動すると、理念とはかけ離れた誘惑が多く、
うっかり乗ると民主党のように信頼を失ってしまうのです。
どんな結果が待っていようとわかりませんが、
(ある程度見えているけれど)頑張ってください。
追記:予想通り、撤去されました。
上は株価などを見て大焦りしたのでしょうね。
本屋ほど内容は中立状態が好ましいですね。
追記:余命時事三年日記を置かない
余命時事三年日記が販売され、よほど書店に都合が悪いのか?
おかれないという事態が発生した。
