おはよう、しゃしゃ。
日本は言論の自由があり、自由は必ず責任を持つ。
しかし自由がもたらす責任を受け入れないと、違う形で制裁がやってくる。
12月10日、小菅信子中央大学教授が五野井郁夫高千穂大学経営学部准教授から、
神原元弁護士を通して「警告」という形で出してきた。
小菅さんが「警告」の内容をツイッターであげたんだ。
そこから言論と自由について話をしていこう。
小菅教授に充てられた警告内容は?
警告というよりは脅迫にも見えるね。
発言内容を見ていたら新潟日報の元部長のように、
過激かつ脅迫ともとれる内容は載っていませんね。
「五野井さんは反原発について熱心になっているのに、
どうして福島に対する暴言は無関心なの?」
(2011年3月11日、東日本大震災で福島原発に事故がおきた)
??"五野井郁夫教授//「安保法の成立前後の時期をみても、中国はいっそう挑発に出ている。安保法が抑止力になってないことは明らかだ」" 3/29朝日新聞朝刊 pic.twitter.com/cPdrWyDIRk
— さとえり (@aidetaocan) 2016年3月31日
これが警告によると、五野井さんはきちんと仕事をしたそうです。
でもツイッターなどで反論すればいいだけのこと。
実際に被災地支援を行ったのなら、証人だっていますよね。
私は内容証明(警告)を送るほどでもないと思う。
まあ、人から批判や罵倒をされて気持ちよくないから、
そういった意見を聞きたくないのはわかる。
五野井郁夫氏の特徴?
小菅信子氏のツイートで五野井郁夫氏による脅迫行動を知った。五野井氏は以前わたしのTUPでの言論活動を妨害しようとしたことがある。学者がコソコソと裏口から気に入らない他者の発言に対し脅迫活動するなんて、米国の大学なら懲戒される。一度なら見逃そうと思ったが、他にもやってたのか。
— 宮前ゆかり (@MiyamaeYukari) 2015, 12月 6
五野井郁夫氏は小菅信子教授だけでなく、
ほかの人に対しても影から批判をしていたんだ。
断っておくけれど、人を批判するのも罵倒も自由だよ。
ただし、そのあと何がおきても逃げられないよ。
ITジャーナリスト宮脇睦(あつし)氏が、
五野井郁夫准教授とツイッターでやり取りした。
参照に経緯が載ってある。
当たり前だが、新聞原稿の論評では裏取りできる主張以外で「〜だ」「〜である」等の断定の表現はしない。まだ不確かなものについては、判断材料に資する素材を示しつつも「〜かもしれない」「〜ではないか」等の推量の表現を使用する。この違いが分からない者には小学校からやり直してもらうしかない。
— Ikuo Gonoï (@gonoi) 2014, 3月 1
ヘイトスピーチに関する議論を載せていたときのことだ。
宮脇氏によると、「ぼかしているけれどあんたも私を馬鹿にしているよね」
彼も侮蔑を行っていたのだ。
#ぱよぱよちーん 的で実に興味深い→五野井郁夫氏が神原元弁護士を通じ、小菅信子教授に警告を送ったらやり返された話 https://t.co/ASd05qJiIn @megabi0さんから
— ITジャーナリスト宮脇睦 (@miyawakiatsushi) 2015, 12月 12
※ 記事を投稿した後、宮脇氏が上記の感想を載せていました。
しかし自分が批判される立場になると、内容証明警告書という形で警告を出す。
自分は批判や影からバカにするけれど、相手の発言は許さない。
人を馬鹿にした発言は必ず自分に跳ね返る。
— 小菅 信子 (@nobuko_kosuge) 2015, 12月 11
それを言論に対する責任と私は強く思っている。
だからしゃしゃ、発言は本当に気を付けてね。
一言が命取り、自分の職業や権威を失うことだってあるからさ。
神原元弁護士を懲戒請求
小菅淳教授は相手の一方的な侮蔑に業を煮やし、
「今後も内容証明を送って相手が脅迫しながら罵倒する」恐れがあり、
加担した代理人(ここでは神原元弁護士)に対し、
懲戒請求を横浜弁護士会に送ったんだ。
職権乱用の恐れもあって、食い止めるために送ったみたい。
単なる批判に内容証明で脅す。
小菅教授がさらさなければ、裏でこんなことが行われていたのか。
わからないままだったろうね。
神原弁護士はほかの人からも懲戒請求を受けている。
彼は今後、どうなっていくのだろう?
日弁連がまさか彼を擁護するなんて、あまり考えたくないけどね。
日弁連については二つの動きがある。一つは佐々木弁護士。
佐々木弁護士も懲戒請求を受けたところ、スラップ訴訟を起こした。
いったい何が起きたのかはこちらで詳しく触れているよ。
もう一つ。上瀧浩子弁護士の日本人差別つぶやき事件もあった。
弁護する立場だからこそ、人とは違う意見が出るのだろう。
和解した(2018/10/15)
当職に対し根拠のない懲戒請求を行った小菅信子氏(山梨学院大学教授)が、当職に提訴され、当職への懲戒請求が根拠を欠くものであったことを認めた上で、金50万円を支払う和解に応じた。
法学部教授でありながら弁護士に対して根拠のない懲戒請求を行うことは非常に問題である。同氏に猛省を促す。 pic.twitter.com/YgE6GDwfln
— 弁護士神原元 (@kambara7) October 16, 2018
2018年の10月15日に神原弁護士が「和解に応じた」書いてある。
五野井さんとの決着がついたのだろうか?
いえ、提訴したっていいし、しなくてもいいし、それは個人の自由。ただ、タイミングが難しいかなと思うんです。おそらく、自分の旗色が悪くなってきたときにやると、逆効果かもしれません。旗色が良ければ、ううむ、どうかなあ。 https://t.co/zbyKLbAhaU
— 小菅 信子 (@nobuko_kosuge) October 16, 2018
こちらが小菅教授のツイート。
和解は五野井さんの方でなく神原弁護士への懲戒請求のほうね。
神原元弁護士vs小菅信子先生の訴訟は、「平成28年」という事件番号から明らかなとおり、余命三年時事日記が神原先生に対する大量懲戒請求を煽った件とは一切関係ありません。小菅先生は懲戒請求前に私以外の某弁護士に相談し、その誤った助言を信用して懲戒請求に至ったという事案です。為念。 https://t.co/8MylhOsamD
— 山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン (@otakulawyer) October 17, 2018
小菅教授のツイートによると、
「ついでにしばき隊他の名誉も回復した」と喜ぶ人がいるのだとか。
でもそれはそれ、これはこれであり違う。
私の場合、3年前から地方法務局と連絡を取りあっています。法務局は私への@罵倒や、「小菅信子」等で検索して、私に危害を与え、ひどい中傷するアカウントをチェックしてくれます。
— 小菅 信子 (@nobuko_kosuge) October 17, 2018
ちなみに法務局はこういう仕事をしてくれる。
きちんとここは覚えておくべきだし、ツイートにはお互い注意しよう。
小菅教授と神原弁護士にまつわる事件につき、皆さまには小菅教授の職場等へ電話をかけることは、くれぐれもなさらぬようお願いしたいのです。もし公憤ゆえであれ電話をかければ、それは小菅教授と同じになってしまいます。たとえ義憤に駆られても、皆さまは小菅教授のようになる必要はありません。 https://t.co/VC0tDhMlK2
— Ikuo Gonoï (@gonoi) October 17, 2018
ちなみに小菅教授に電話をかける人がいて別人から脅迫を受けた件で、
五野井教授が「そういうのをやらないように」と注意をしている。
裁判の当事者による解決であり、
大学を辞めさせるような運動なら少しはわからなくもないが、
家を特定して脅迫電話をかけるのは絶対にやってはいけない。
どちら側だろうと関係なく!
和解の後で第二ラウンド
2年以上粘り強く裁判を戦い、660万円の請求に対し裁判官から50万円という和解勧告を得て和解したので、訴訟を受けて立つ戦術は大正解です。神原元弁護士が、裁判所から50万円で和解勧告される程度の案件で、内容証明で500万円も請求しなければ、早期解決も可能だったと思いますけどね。※減額率92.5% https://t.co/5em55qmsNY
— 山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン (@otakulawyer) October 18, 2018
記事を更新したのち、小菅教授や神原弁護士関係でいろいろ調べていた。
すると小菅教授の弁当担当者のツイートを見ると、
当初は660万円の金額請求に対し50万円とさげられた。
しかもほかのツイートを見ると、弁護士同士の争いが始まっているそうで…
実際に確認したところ、お互いの言い分を述べているのみだが、
一つだけツイートを読んで疑問を抱いたよ。
神原弁護士が山口弁護士に対して和解後も執拗に絡んでるけど、そのような態度からは、和解で実質的に勝ったのがどっちで悔しい思いをしているのがどっちか、というのが透けて見える
— hznf (@_hznf_) October 18, 2018
和解って基本、当事者同士が譲歩しあって争いをやめる行為なのに、
神原弁護士の「猛省を促す」って表現はおかしくないか?
また本来なら660万円をとれた案件なのに50万円しかとれなかった。
他人様のツイートをいろいろ読んで、神原弁護士は勝ったのか?
何かわかんなくなってきたよ。
小菅教授のツイッター発言が気になる
「駆け出しの学者が、朝日新聞の編集委員にたてついていいと思ってるのか」と言ってきた人もいました。きっちり謝罪と賠償をいただきました。
— 小菅 信子 (@nobuko_kosuge) 2015, 12月 11
小菅教授のツイッターの中で、気になった発言を選んでみた。
一緒に考えていこうと思う。まず朝日新聞に関する発言。
朝日新聞の編集委員にたてついていいと思ってるのか
朝日新聞という虚報をやらかしたところから、
傲慢なことを言われると、腹立つよね。
編集委員は「朝日新聞」の肩書がなければ「ただの人」だ。
「虎の威を借りる狐」になってしまうと、
年を取ってからしっぺ返しを食らう確率は高い。
だから、虎の威を借りる狐にならぬよう気をつけよう。
週刊金曜日との戦い
「平井です。小菅さんの案件についていまだに私は詳細は知りません。」 この一文だけで、信用失墜。あなたたちは、この1年間、そちらから緊急の取材だと申し込んでおきながら、資料はよんでいない。では何に使っていたんですか。 @syukan_kinyobi
— 小菅 信子 (@nobuko_kosuge) 2015, 12月 11
週刊金曜日との間でひと悶着があったようです。
取材を申し込んだはずなのに、記事にしない、資料も返さない。
それって「人」としてどうなってんだ?
これに釣られて電話してると、今度は「業務妨害だだだ」と言ってきます。要注意です。 https://t.co/x0wZKqCIOW
— 小菅 信子 (@nobuko_kosuge) 2015, 12月 12
メディアはこういうことが平然と行われているそうですね。
そういえば新聞を読む際、気を付けてほしい発言があります。
新聞でこんな言葉があります。
「政府の関係者の発言で分かった」
週刊金曜日は、またミスリーディングなことを言いますね。そもそも取材をもちこんだのはそちらでしょ。にもかかわらず、1年ちかく記事にせず、くわえて平井編集長が記事にできない、返すといったのですよ。私のツイログみてください。 https://t.co/3D071G13bh
— 小菅 信子 (@nobuko_kosuge) 2015, 12月 11
「政府の関係者」は本当に存在するかどうかもわからない。
言い換えると、取材を本当にしているの? いや、していないでしょ?
関係者をぼかして発言しているとき、いないこともあるんだ。
すなわち、架空の人物を作り上げて発言するのと同じ。
これに対する罰則はないからね。読むときは気をつけよう。
後、私が覚えていることとして、
2007年のTBS:アッコにおまかせで初音ミクを取り上げたとき、
クリプトン側が提示した内容をほとんど載せず、
TBS側が勝手に作り替えた情報を提示しました。
新たに届いたスラップ訴訟案件(16/6/26)
こんなものが、自宅に来ました。ご一読くださいませ。 pic.twitter.com/8CrYKT8LIR
— 小菅信子 Nobuko M KOSUGE (@nobuko_kosuge) 2016年6月26日
2016年6月26日になり、小菅さんの元に新たな怪文書が送られた。
ツイッターという手段を用いて、多くの人に拡散される。
怪文書というよりは振り込み詐欺に近い内容で、
弁護士の高島章氏によれば、スラップ訴訟(恫喝、強迫)なんだと。
「神原弁護士のスラップ訴訟まがいの通知」あれご存じないですか?いま法クラをにぎわしてますよ。https://t… — 当該請求の対象となっている言論には、神原弁護士の行動を裏付ける根拠があること、その評価が公正な論評の範囲内であ… https://t.co/4iBwa1ztfg
— 伊藤たける (@itotakeru) 2016年6月26日
送った相手が横浜弁護士会に所属する人たちだ。
彼女はどんな対応をとるのだろう?
もし、しゃしゃがスラップ訴訟被害に会ったら、
こちらのサイトで行動を確認しておくべし。
また、togetterのコメントも併せて読んでおくといいよ。
参照:スラップ訴訟情報センター
発言に責任を持たされる
こういう人は左右を問わずいる→たまたま朝日問題について書いたところ、これまでになかった反響を呼び、メディアから声がかかるようになった。「これはいける!」と、ネトウヨ受けする問題に食いつくように:ケント・ギルバートはなぜ突然ネトウヨに?https://t.co/CdmQCQwRkt
— Ikuo Gonoï (@gonoi) 2015, 12月 10
日本は言論が保障され、自由だ。
政府を批判しても「安倍よ、今すぐ○ね」と書いてもよい。
ただし、発言した後に何がおきても逃げられるものではない。
五野井郁夫氏は自分に対する批判意見に対し、
弁護士を通して警告を行いながら、一方で自分は他人を批判していた。
自分にも言えるが、批判する側はどのような立場であれ、
その後に生じた結果から逃げることなく、向き合わねばならない。
例として、上瀧浩子弁護士はツイッターアカウントをカギかけて非公開にしました。
本当は何気ない事や仕事の裏側、お知らせをつぶやきたいが……
つぶやく楽しみを自分の発言で失ってしまった。
カギをかけないと、たくさんの反論意見に対応せねばなりませんからね。
新潟日報の元部長は高島弁護士に名前や職業をさらされ、
部長としての権威を落とされる結果となった。
ある人が気に入らないからと言って、罵倒発言するのは自由。
しかし自由だからこそその後に訪れる結果について、
逃げたとしても引き受けなければならんのです。
反対に言うと、自分にとって不利益な結果を被りたくないなら、
ネットだろうが人を安易に罵倒してはなりません。
批判するなら事実を伝える
.@Yin_Sml そういうわけのわからない内容証明もいただいたことも、あります。代理人を3人ならべ、公開ツイートを盗み読みするとは何事だ等。
— 小菅 信子 (@nobuko_kosuge) 2015, 12月 11
ただ、自分がされた「事実」は相手に伝えてもいいと思う。
今回の内容証明も五野井氏からすれば「事実」だからやったのでしょうし。
例えばかつてしゃしゃがAさんにいじめられたとする。
Aさんと久しぶりにネットで出会った時、
「そういえばAさん、あんた私のこと虐めていたけれど、
職場でも誰かをいじめているの?」
これくらいなら堂々と発言してもいいと思うよ。
何しろ自分が実際にされたという事実がある。
ツイッターなどSNSで書き込みをすると周りが見る。
すると、Aさんは恥ずかしくなるでしょう。
「馬鹿、そんなこと言っているんじゃねえよ、誰がいじめたんだよ」
その時、感情をむっとさせずに、
「いや、小学生のころさ……実際にやったじゃん」
事実を指摘するだけで、相手に大被害を与えることができます。
嘘は盛り込まないようにしてね。やられた事実は強いから。
後もう一つ、相手に反撃すると気分良くなるんだ。
その気分も気を付けて。何しろ気分の良さを求めるため、
知らない間に今度はしゃしゃが赤の他人をいじめる恐れがある。
優越感ほど、気づきにくいものはない。
また、他人に負の感情を与えて後に仕返しされる伏線ともなる。
常に自己観察を行うようにしてね。
お天道様は見ている
五野井郁夫・高千穂大准教授(国際政治学)「安保法の成立前後の時期をみても、中国はいっそう挑発に出ている。安保法が抑止力になっていないことは明らかだ」「外交努力で良好な関係を再構築するほうが、安全保障上も日中双方に利益がある」https://t.co/SAwOKinlDs
— ノリオ (@norioNY) 2016年3月29日
責任は人が被るものではない。自分が被らねばならんのや。
だからこそどんな風に逃げても、強引に握りつぶしても、
必ずどこかで責任を取らなくちゃならない。
ここ最近も高木毅復興大臣が下着泥棒疑惑(目撃者アリ)によって、
自分がかつて行った行為について、
当時は握りつぶしたらしいけれど、責任を取らされているよね。
誰に? 見えない何か、意思、神様と呼ぶべき存在かな?
見えない誰かを昔は「お天道様」と述べた。
お天道様は見ているからな。
最高の浮かれ時期に崖から突き落とす罰を下す。
人は生きていれば、誰にも言えない罪は持っている。
その罪は必ずどこかで責任持って受け入れる覚悟がある。
逃げようとしても、逃げられないからね。
おまけ:榊原と 神原
ツイートで間違いのご指摘をいただきました。
弁護士は「榊」でなく「神」でした。
間違って「榊原」と表記しておりました。
神原さんをはじめ榊原元さんという名前の方々、大変申し訳ございません。