※ 元ネタは朝アニメ「ハヤテのごとく」
おはよう、しゃしゃ。火曜日の虎ノ門ニュースを聞いていたら、
高須克弥委員長と西原理恵子氏共著、
「ダーリンは70歳・高須帝国の逆襲」が発売5日にして絶版と聞いて、
「まじか」大変驚いたよ。
百田尚樹・長谷川豊さんコンビが解説をしていた。
自主規制はメディア側の押し付け
百田さん、長谷川さんが解説をしていた。
「自主規制はメディア側、はじめはNHKが勝手に行った。
そのうち、あれも差別、これも差別が続いて、手が付けられなくなった」
※ 20分20秒から
その後、尖閣諸島付近に領海侵犯する中国の軍艦船もニュースにした。
(私のブログでもなるべく書いていきたい。
私たちの記憶から忘却すると、情報戦で相手に負けるので)
「高須帝国の逆襲」まもなく市場から消滅する。諸君❗小学館が書店から回収する前に買いなさい❗絶対に貴重品になること請け負いなう pic.twitter.com/YrUvcnL1vX
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年5月30日
現在、上層部が「クレーム」を気にしすぎるあまり、
「あの言葉を使わせない」「この言葉はだめ……」決めている。
ここらは高市早苗総務省の電波停止発言で、
田原さんを筆頭とするジャーナリスト記者会見にて、
「政府より上層部の情報圧力がひどい」漏らしていたのと同じだ。
ネット書店で確認したところ、楽天ではまだ扱っている書店がある。
アマゾンではもう予約停止をしたという声もツイッターに流れていた。
お近くの本屋も置いているところ、売り切れとわかれているみたい。
一生懸命描いたのになぁ。@george_push: ダーリンは70歳・高須帝国の逆襲
小学館のサイトが急遽削除した感じだな。https://t.co/M43WChc8xP pic.twitter.com/J7OltzajHB— 西原理恵子 (@riezo0608) 2016年5月30日
※ 著者らのツイート、心が強いなあと感じる。
色々な荒波があるでしょうが、負けないでくださいね。
Amazonに沢山の献花をありがとうございます。かつやは幸せものです。なう pic.twitter.com/j3NjcgaWYk
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年5月30日
今すぐ読みたいなあ~思うなら、きちんと確認して購入してね。
売り切れたり、注文キャンセルになったりと、
時間によってネットでも扱われているようだ。
高須さんと西原さんは夫婦?
高須さんは熊本震災他含め、ツイッターによる発言が時折ニュースになり、
西原さんはプロの漫画家による画力対決で時折話題となっている。
参照サイトによれば、高須さんも西原さんもパートナーをなくした。
二人は婚姻届けを出していないが、夫婦のようなお付き合いをしているよ。
岡本太郎さんと岡本敏子さん(ともに故人)の関係みたいなものかな。
参照:高須委員長と西原さんの熱愛関係をまとめる
脱線:アメリカでも自主規制する言葉
#虎8https://t.co/SOb1H1ShNx@tekina_osamuさんの著書「なぜ世界は不幸になったのか」の45頁にある、現代人のネットリテラシー依存批評をどうぞ pic.twitter.com/fTtJsY61jL
— エスプリ・ド・マスパリ (@kimosanejiru) 2016年5月31日
オバマ大統領が「オリエンタル(東洋人)」「ニグロ(黒人)」
という言葉を禁止する方向に走ったよ。
「アジア・アフリカ系米国人を侮蔑しない」ためなんだと。
ニグロはあまり耳にしないけれど、
オリエンタルはオリラジのようによく聞く言葉だからなあ。
これも政府というより米メディアが自主規制を行い、
政府側にも訴えたんじゃないかと考えている。
自主規制言葉は日本史で習う
日本人の異常なまでのメディア信頼度の高さは北朝鮮と同じ。これまんま私の意見ですわ。私は以前日本の報道は北朝鮮とためはれると主張しましたが、その根拠がメディアの浸透度なんです。これだけメディアの主張を信頼している日本は金体制を崇拝している北朝鮮とある意味一緒だと言えるんです #虎8
— D.S.~ダルセーニョ~ (@segno_dall) 2016年5月31日
ダーリンは70歳・高須帝国の逆襲で問題があった表現として、
「えた・ひにん」という日本史で習う言葉を使っていた。
それが「差別用語」になり、出版社が攻撃を受ける。
そこを恐れて「自主回収」しようと小学館が働いたら、
高須委員長は「なら絶版でいい」宣言した。
テレビも新聞もネットも情報は同様に偏ってるのに異常なほどマスコミを信頼してネットを毛嫌いしてる人っているよなあ
同じ人間が発信している以上はそれぞれの利益とか思想の為に情報が偏るのは当たり前なのに#虎8— なゆか (@seitukanari) 2016年5月31日
言葉は「時代」に合わせて適切に使われる。
現代だと使わない言葉も、その当時だと普通に使っている言葉を、
自主規制という形で封印すると、「当時の文化」を封印することとなる。
清少納言姉貴「枕草子」だったかな?
貴族の視点から見て、庶民を見下す描写があるのだけど、
これも「貴族とそれ以外」の特徴を示す、一つの特徴だ。
「清少納言さん、この表現は差別につながります。
今すぐ削除して改めてください」
小学館の偉い人が名古屋の高須グループ本部においでになった。「高須帝国の逆襲に不適切な表現があるので回収します」「書き直しお願いします」💢😠💢僕は吐いた唾は飲まない❗。断固拒否。絶版にする!儲けそこねた西原理恵子の怒り顔が目に浮かぶ。 pic.twitter.com/cUpOzNhyui
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年5月30日
出版社が過去の時代にワープし、乗り込んできても、
「は、おたくらは何を言っているの?」
現在と昔における意識の違いから、混乱を招くだけだ。
また「あ、これは今の時代だと表現規制になるから削ってしまえ」
出版社側が勝手に清少納言姉貴の文章を削ると、
彼女がどのような言葉を使い、考えを抱いていたか?
そこらを勝手に書き換えられてしまい、
メディア側が行う一つの情報圧力となってしまう。
文化の画一化による危険性
洗脳状態に陥らない唯一の方法は、様々な価値体系の存在を知ることだけど、カルト化してると生理的にこれを拒否するようになるんだよな。 #虎8
— 疋田しぃ (@hikidasii) 2016年5月31日
当時の人間は言葉に対し、何を抱いていたのか?
現代と過去の違いを比較できる。
すると「ああ、こういう認識もあったんだ」勉強になるよね。
しかし「この言葉を使ってはいけない」
強引に言葉や文化基準を「現代」のみに合わせると、
思考の画一化を招いてしまう。
なので、「昔の人々も今のように考えて当然」
誤った認識をしてしまい、勉強を怠ってしまう。
確か、テレビばかり観ている人たちにネットでのテレビ反対意見を見せたくないから、「テレビを観ながらネットも簡単にチェック出来る!」という画期的なテレビが作られた時全く宣伝出来なかったんだっけね。目の付け所はシャープだったのに、だったっけ? #虎8
— はつしばまいる (@mile_48) 2016年5月31日
情報に対する勉強の怠りがどんな結果をもたらすのか?
メディアが「戦争法案で日本人はみな戦地に送られます」述べると、
感情を動かされてしまい、誤った認識をしてしまいやすい。
「こういう考えもあれば、ああいう考えもある」
様々な視野を受け入れるから、
「いや、メディアの言うこともおかしいだろ」
疑問を抱き、誘導されなくなるのだ。
#虎8
アメリカはメディアに対する信用度として13%程度。
ほうほう、日本は76%もいるのかw
76%以上の信頼している人たちを見下す報道ばかりしているんだね。
こんなに信頼してくれる国民にありがとうと思わず。
傲慢+見下しな態度をとったから、避けられているんだね。— 千賢光太郎 (@megabi0) 2016年5月31日
※ 長谷川さんいわく、
日本メディアを信頼する国民は「全体の76%」なんだとさ。
自主規制に逆らう漫画
「この言葉は今の時代にふさわしくないから、差し替えたい」
小学館が自主規制を働く……こんな事例もあるんだ。
細野不二彦著「ヤミの乱破(講談社)」では、
「当時の時代背景(戦後すぐ)を踏まえ、不適切な表現を載せています」
といった注意書きをしている。
細野さんの本が小学館から出ていたら、同じ目にあっていたかもしれない。
思考は脳内の記号操作によって生成されるけど、その記号である言語を奪うことは思考そのものを奪うことになるのにな。
ジョージ・オーウェルもビックリのディストピアだわ。 #虎8— 疋田しぃ (@hikidasii) 2016年5月30日
小学館編集部も覚悟を持って出せばよかった。
出した後に『上層部』がびびってしまったのだろうね。
こんな形で回収するって、著者や読者に対する嫌がらせでもあるよね。