※ インスタグラムに画像を上げています
おはよう、しゃしゃ。
前にあるツイッターでいただいたコメントがある。
「万年筆を勧める人は文字が下手くそな傾向が高い」
私も万年筆をお勧めしている。文字は下手だ(家族公認)
私にとって気になった発言は「自分を変えるチャンス」
思っているので、色々考え、試してみたよ。
文字が下手でもいいや
実際に万年筆を買って、3か月以上使えばわかると思います。他人に見せる文字でないし(他人を気にしない)、書いていると手が疲れないので、文字の下手・うまさはどうでもよくなり、下手くそになるのではないかと思います。
— 千賢光太郎 (@megabi0) January 25, 2017
初めに万年筆は値段によって差が現れる。
安物なら100円均一へ行けばよい。
値段の高いものは専門のお店で購入するか、
ネットを利用して取り寄せるか(アマゾンは割り引いてくれる)
私は100円均一も1万円以上も使ったことがある。
値段の高いものほど「自分の手になじむ」から、
すらすらと手が動きやすい。
手に余計な負担をかけないので、文字の綺麗・汚いよりも、
「早く何かを描きたい」気持ちが強くなる。
結果、殴り書きが私の場合は多い。
後、他人に見せる文字でもなく、
「今と未来の自分」がわかればよいので、
文字の質を意識していない。
意識しないと汚くなる。
「他人にもみてもらう」意識を抱くと綺麗になる。
しゃしゃはどうだろう?
ペン字を学べばいいの?
万年筆を握り、少しでもきれいな字を描きたい。
描いて馬鹿にされたくないなあ~
思った場合、ペン字を学べばよいのだろうか?
ペン字は基本、ボールペンを対象としている。
注意点として、ボールペンと万年筆は筆を握る力が違う。
またボールペンで「〇」を描くと、すらっと描けるが、
万年筆だとすっと描けず、かすれやすい。
ボールペンと万年筆を「同じペン」として扱ってはいけない。
受講するなら、手にかかる負担は違うと捉えたうえで、申し込もう。
「講師は別にいらないかなあ~一人でコツコツやりたいんだ」
思った場合、本を購入して練習しつつ、
家内や友達に評価してもらおう。
「専門の先生が描いたきれいな字を真似したい。
本を読むとあきらめたり、怠けたりするから……」
思った場合、こちらに会員登録を行って、
『日本書技研究所』代表が描いた文字を練習するといいよ。
学習指導要領に基づいた書き方、
先生の文字を真似しているうちに、文字に魂が宿り、
「自分の生き方に自信をつけた」受講者もいるよ。
「文字は人柄を表す。お前(私)の字は小さい。小心者め」
母がよく私に言うのだけど、
「自分も文字が小さくて、弱いんだよなあ……」
気持ちの弱さに悩んでいるなら文字を通し、
自分を変えてみるといいよ。
「ボールペンはどうでもいい、万年筆だけに焦点を当てた講座はないの?」
PILOTでは万年筆専用の「ペン字講習」があるよ。
さすがパイロットや。
資料請求はこちらから:ペン字講習-PILOT-
「講習を受けるまでもない、一人で勉強したいんだ」
思うならこちらに万年筆で美文字を描くコツがあるよ。
読むだけでなく、きちんと書いて真似して自分の技術にしてね。
他にも「ペンが変われば、文字も変わる」場合がある。
万年筆とボールペン、鉛筆では文字にも差が現れる。
ひとつは筆圧。万年筆もボールペンも筆圧が違う。
後は自分の中にある美意識だ。
美意識を高めるなら、繊細に扱わないと壊れるガラスペンを使おう。
意識してペンを握ったら
私はイラストを描いている。
CGイラストを描くとき「線画」と呼ばれる作業がある。
ラフ(自由に描いたイラスト)を黒い線を中心に描く作業だ。
線の強弱によって、感情が現れる。
例えば上記画像A・Bを比べてみてほしい。
Aは同じ太さで描いたイラスト、
Bは線に強弱をつけた。
どちらかといえば、どちらのイラストに「目が持って」いかれるだろうか?
(うまい、下手は気にしないでね)
目が持っていかれたほうに、感情が入る。
線画において強弱をつけると、筆の使い方を気にする。
意識しないで描くと、線はどうでもよく感じる。
人が見ると「下手だなあ」みなされるよ。
うまい人は色を塗らなくても線画を見た瞬間、
「ああ、色はこうなっているんだろうなあ」わかってしまう。
少しでも線画を極めたい、線画の勉強をしたいと考えているなら、
プロのイラストテクニックを通し、模写や課題を立てて学んでみよう。
文字を「描く」
初めにラフを描く。愛という単語について、
時には辞書や教材を使って調べながら、
自分が納得する形の「愛」を描く。
「これでいい」思ったら、線画作業へと入る。
線画はなぞるでなく「塗る」意識が大切。
(下記サイトを通し、塗ると考えてから線画が面白くなった)
参照:線を引くのでなく塗る意識
鉛筆で描いた文字をなぞるのでなく塗る。
「どこを強め、弱め、はね、はらい」を考え、
ある個所は筆圧を強め、強すぎたところは修正液で消し……
ひとつの「基準」を創り上げたら、
後は基準に従うよう、何度も書いて美文字を身に着ける。
「面白い」と思ったらやってみてね。
おまけ:本筋を見ていく
今、キンドル向けに本を書いています。
文字が下手と言われたとき、他人から言われるとショックを受けます。
でもショックを受けて傷を舐めていたら、成長はしないのです。
下手と言われたからうまくなりたい。思うでしょうが……
本質はそこにありません。
過去記事に下手をテーマに書きました。
ぜひお読みください。