めがび2期

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おはよう。英語を勉強してた時、あるきっかけから英語リーディング教本に出会い、英語人生が変わった。

僕の場合、英語思考で考えられるようになった。
リーディング教本は日本語で言う品詞分解徹底練習本だ。

英語リーディング教本との出会い

英語リーディング教本との出会いは、南極老人(違うところでは北極老人らしい)の記した本にあった。

社会人になって英語を独学していた僕にとって、受験参考本はありがたい教えだった。
老人がおすすめする参考書に英語リーディング教本があった。

僕が出会った英語教材でも、品詞分解を中心とした本はない。
購入し、品詞分解をすること数か月……。

文章の並べ方について考察できるようになった。

品詞分解ができたら、何が起きるのか?

例えば次の文章を品詞分解してみよう。今は英語を考えなくていい。

トムと呼ばれた医者はロバートに「この薬をきちんと飲みなさい」言った。

上記文章が何を示しているのか、頭の中で思い描けるだろうか?

頭の中で描けるなら、あなたは言葉を通して状況を理解できている。
元々文章とは相手に想いを伝えるための手段だ。

相手が文章を通して「ああ、そういうことね」わかればいい。
次の文章を読んでみよう。

トム呼ばれた医者はロバートに「この薬をきちんと飲みなさい」言った。

私があなたに伝えたい内容は、トムという名の医者がロバートに「薬を飲め」だ。

  • トムと呼ばれた医者
  • トムに呼ばれた医者

「と」と「に」こと助詞の使い方が違うだけだ。
「と」だとトム=医者だ。「に」だとトムと医者は別人だ。

理由として日本語文法の規則にある。
「と」と「に」では文法ルールが異なる。

どちらも文章としては間違っていないが、正しい主張を述べるなら助詞の間違が命取りになる。
「と」と「に」助詞の区別をわかっているから、正しい文章で相手に伝えられる。

楽しさは正しさが前提

あなたが受験生なら、社会人になってからの話を一つ。
あなたが社会人なら、仕事に対する姿勢を一つ。

たいていの物事はつまらない。今あなたが読んでいる文章も、基本はつまらない。
つまらないものを、いかにして面白く楽しく改変していくか?

「つまらなさを面白さへ変える」技術こそ、世の中に求められる発想力だ。

そのまま伝えるとつまらないが、ちょっと工夫すると一期に面白く伝わる。

面白く改変する前に、大きな条件がある。

物事を正しく伝えられるかだ。

トム=医者のもとで「トムに呼ばれた医者」でなく「トムと呼ばれた医者」と記す能力だ。

英語も同じで、楽しく使いこなすには、正しさ(基本ルール)をつかまないといけない。
最初からガチガチのルールでやってしまうと、注意すべきことが多く、面倒くさくなる。

ある程度ルールを把握し、すらすらできる時点でやると、大きく伸びる。

英作文と絡めると

英作文をやるには、英作文の参考書が一冊必要だ。
僕は宮崎先生の英作本を購入した。

英作文を書くとき、日本語をそのまま英語へ変えてはいけない。

わかりやすい例として、別の先生関さんが英作文参考書にて、次の言葉を述べていた。

「本当にやることが多すぎる、猫の手も借りたいよ」

このとき、猫の手も借りたいをcatうんたらかんたらにしてはいけない。
変更すべきは言葉でなくメッセージ(主要、主張)だからだ。

猫の手も借りたいとは「非常に忙しくて人手不足の状態」を示すことわざだ。

今、猫の手も借りたいよとは「助けが欲しいよ、誰か手伝ってよ、とても忙しいよ」を示している。
全文「本当にやることが多すぎる」合わせたら「help me」で十分だ。

一方で

A「ねえねえ、こっち手伝ってもらえる?」
B「いやあ、今さ、猫の手も借りたい状態でさあ」

これだと「手伝ってもらえる?」の返答にhelp meでなく「I’m busy now」こと今忙しいで十分だ。

そのまま英語に変えるのでなく、主張を英語に変えるが重要だ。

主張(メッセージ)を英語に変える×文法の品詞分解を行う

二つができた後、次の作業をすると世界観が大きく変わる。

なるべく英語で考える

「今日、僕は彼女と一緒にテニスをしました」

「今日」の位置は最初でも最後でもいい。
日本語文法だと主語の後に目的語が来る。

※日本語文法には「目的語」がない。あくまでも連用修飾語か連体修飾語。

英語だと主語の後は動詞(日本語で言う述語)が来る。

文章は先に述べるほど情報が早く入る。
日本語だと僕の次は対象者(彼女)で、英語は行動(テニスをする)だ。

  • 主語-対象者(目的語)-行為(述語/動詞)
  • 主語-行為(述語/動詞)-対象者(目的語)

英語で考えるには、主語の後に行為を述べて、対象者を後回しにする考え方が重要だ。

日本語(母語)は主語の後に対象者が先に来て、行為が後回しになる。

言葉の並び方の違いは、思考にもつながる。

僕たちが何かを考える場合、日本語だと「対象者」こと「誰を、何を」が先に来る。
英語で考える場合「行為」こと「何をした、どうした」が先に来る。

英語を扱う場合、行為を先に考えて、対象者を後回しに考えなければならぬ。

言葉を話すとき、僕たちは無意識に母語を発している。
英語など第二外国語では、意識して順番を変えて話をしなければならない。

私、食べた、昼食を、彼と一緒に

脳内で思い描いてほしい。
日本語だと「私は彼と一緒に昼食を食べた」になる。

脳内で順番を「主語→行為→対象」変えていく姿勢が重要だ。

言葉というよりは思考のありかたを変えていくと、英語は面白くなる。
英語だけでなく別の言語も面白くなる。

品詞分解が面白さをもたらす

品詞分解をしたうえで、言葉を並び替えて脳内イメージも並び替える。

英語リーディング教本は並び替えて英語を書く・話すための最適本だ。

「ある程度英語を勉強しているからこそ、品詞分解って面白そうだ」

思ったら、手にして読んでほしい。

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あなたの英語人生が変わる。